小石川の杜プロジェクト

提供: 五中・小石川デジタルアーカイブ
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小石川の杜プロジェクト (こいしかわのもりぷろじぇくと) は五中・小石川創立百周年記念事業のひとつとして始まった同窓生と在校生が協力して行なっている学校緑化活動である。

発足にあたって

「小石川の杜プロジェクト」は、五中・小石川の紫友百周年事業の一つです。植栽と関連活動を毎年継続し、その積み重ねによる状況変革を目標とするプロジェクトです。従って、その活動は百周年にとどまるものではありません。次の百年(二百周年)を俯瞰する超長期の活動です。みどりの環境と生活価値の育成がテーマ。中高一貫の生徒は6年間にわたり、自分たちで植えた一本一本の樹木とともに過ごすことになります。

一方、課題は多岐に渡ります。寄付やキャンパスの利用に関わる都の政策や規制、目いっぱいのカリキュラム内での社会活動、活動を支える基金の設立と維持、何よりも継続性を担保する仕組み・・少しずつでも実績の積み重ねがそれらの障壁を一つずつ超えていくと信じます。その先に今日想像する以上の世界がひらけるでしょう。何よりも生徒たちの前向きの熱気が頼もしい限りです。高層化する都市の中で、個人の庭から社会共有のみどりへ移り変わるように、これからは、個人の趣味の世界から社会を支える活動へ公共性の意識が育っていくことでしょう。都市におけるみどりのおつきあいの本質はそこにあり、また、若い世代に託する理由でもあります。そして、同窓生の参加も歓迎、皆さまの息の長い支援が不可欠となります。

沿革

2012年に本格化しはじめた百周年記念事業のなかで、学校内に新たな同窓会館もしくは同窓会事務所機能を有する施設の建設や冷暖房設備の寄付や校庭緑化など施設設備系の記念事業を検討する組織として百周年実行委員会内に「設備施設企画委員会」が設置された。

委員会および同窓会で施設設備に関するさまざまな検討が行なわれたものの、東京都は学校への寄付行為は受け付けないとの立場をとっていることが懸念材料となっていた。2013年4月に東京都教育委員会都立学校教育部との面談において都立高校の施設設備はすべて公費によってまかなうことが原則であるとの回答が出たことで懸念は現実となった。この結果を受け、2014年1月の第6回百周年実行委員会において施設関係の記念事業は困難であるとの結論がでた。

設備施設企画委員会の活動は開店休業状態になったが、当時の設備施設企画委員会委員長の柴田知彦(017D)が、目通り周30cm(直径10cm)に満たない樹木は東京都の財産目録による管理対象外であることに着目。財産ではないのだからこの条件に合致する若木の植樹であれば寄付行為には該当しないという論法で、2015年3月の第9回百周年実行委員会において、環境問題や緑化問題についての教育的役割として校内に植樹を続けて100年の森に育てようという「小石川の森」構想を報告した。

その後この構想は「小石川の杜プロジェクト」と命名され、設備施設企画委員会は環境企画委員会に改組されて、生徒と卒業生が一体となった学校緑化活動へと拡大した。

2017年に植樹の手順などを検討するための試験植樹が行われた。

2018年の百周年記念植樹を前に、寄付も少額であれば学校の裁量で受けられるとの新たな情報を入手した。いったんは断念した寄付行為であったが1回に植樹する木の金額は数万円ほどなので正式な寄付行為として認めてもらえることがわかり、東京都へ正式に寄付として申し入れをし、受諾された。

試験植樹

2017年5月13日 16:00から雨天であったものの生徒、同窓生により6本の試験植樹が行われた。場所は校地北西面。

2018年春には3本の桜が開花。

記念植樹祭

2018年11月23日 16:00から行われた。

植樹一覧

番号 和名 植栽場所 備考
2017年5月13日 試験植樹
K001 ヤマモミジ グリーンコート側
K002 ヤマザクラ
K003 イロハモミジ
K004 センダイヤ ヤマザクラの園芸品種
K005 オオモミジ
K006 オオシマザクラ
- 各種低木寄せ植え 正門横 校名板前
2018年11月23日 百周年記念植樹
K007 コブシ 不忍通り側グリーンベルト内 正門側
K008 コブシ
K009 カワズザクラ
K010 ソメイヨシノ
K011 オオシマザクラ
K012 ヤマザクラ
K013 ハナミズキ
K014 ヤマボウシ
K015 常緑ヤマボウシ
K016 サルスベリ
K017 サルスベリ 千石交差点側
2019年5月11日 第三回植樹
K018 クロガネモチ グリーンコート側 果樹ではないが赤い実がなる
K019 ジューンベリー
K020 オリーブ(ミッション)
K021 オリーブ(カラマタ)
K022 ナツミカン
K023 ビワ
K024 ヤマモモ
2020年5月
新型ウイルス感染拡大防止のため中止