「菅沢茂」の版間の差分

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==経歴==
 
==経歴==
 
昭和25年4月 新制5期生として都立小石川高校に入学
 
 
昭和36年から4年間 定時制高校に教員として勤務する傍ら、週2~3日程度、小石川高校(全日制)の教壇に立つ
 
  
 
平成12年12月 都立教育研究所から都立小石川高校校長に転補
 
平成12年12月 都立教育研究所から都立小石川高校校長に転補
  
昭和15年5月 創立八十五周年記念同窓会にて「第一回小石川賞」のうち「伊藤長七賞(真田幸男第六代校長と二人受賞。伊藤長七の精神を受け継ぐすべての同窓・同門の人々を代表し、その精神の継承に尽力した功績と、今後もその精神を育んで頂くことを願い、新旧二人の校長に授与)」を受賞。
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昭和15年5月 創立八十五周年記念同窓会にて「第一回小石川賞」のうち「伊藤長七賞(真田幸男第六代校長と2人受賞。伊藤長七の精神を受け継ぐすべての同窓・同門の人々を代表し、その精神の継承に尽力した功績と、今後もその精神を育んで頂くことを願い、新旧二人の校長に授与)」を受賞。
 
 
昭和4年3月 新校舎 第一期工事落成
 
 
 
昭和5年3月 定年退職(校長離任)
 
  
昭和5年4月 私立高校 着任
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昭和16年3月 退職し、国立大学法人東京農工大学大学教育センター教授に着任
  
 
==エピソード==
 
==エピソード==
 
*「都立中高一貫六年制学校」として高校の定員枠を漸減し、小学校卒業生を迎え入れることを受諾。校内の準備委員会を始動。<ref name="siyuu30"> 紫友同窓会会報第30号 </ref>
 
*「都立中高一貫六年制学校」として高校の定員枠を漸減し、小学校卒業生を迎え入れることを受諾。校内の準備委員会を始動。<ref name="siyuu30"> 紫友同窓会会報第30号 </ref>
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*「都立中高一貫六年制学校」への改編に際し、「イギリスの理科中等教育カリキュラムを下敷きとしたよく分かる実験・実習中心の理科学習を行うこと、各大学や研究所等との連携により将来の科学者を育成すること、芸術・文化関係の日本及び世界の研究機関と連携し進路希望に即した能力開発を行うこと、各分野別の基本的な英語力を開発すること などにより、理化学、数学、芸術・文化等の諸分野で世界に羽ばたき活躍する国際的な人材の育成を図る」という方向性を提唱。<ref name="siyuu31"> 紫友同窓会会報第31号 </ref>
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*退任時の挨拶で以下のように書いている。「教師の指導性を生徒の自主性が微妙にマッチングして織りなされる小石川高校のカリキュラム実践は、教育混迷の時代に特筆に値するものです。」<ref name="siyuu32">紫友同窓会会報第32号</ref>
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*日本伝(大東流三大技法)合気柔術の普及に力を入れている。<ref name="siyuu32"></ref>
  
 
==脚注==
 
==脚注==

2018年9月2日 (日) 13:41時点における最新版

菅沢茂第18代校長

菅沢 茂(すがさわ しげる)は第18代校長。

経歴

平成12年12月 都立教育研究所から都立小石川高校校長に転補

昭和15年5月 創立八十五周年記念同窓会にて「第一回小石川賞」のうち「伊藤長七賞(真田幸男第六代校長と2人受賞。伊藤長七の精神を受け継ぐすべての同窓・同門の人々を代表し、その精神の継承に尽力した功績と、今後もその精神を育んで頂くことを願い、新旧二人の校長に授与)」を受賞。

昭和16年3月 退職し、国立大学法人東京農工大学大学教育センター教授に着任

エピソード

  • 「都立中高一貫六年制学校」として高校の定員枠を漸減し、小学校卒業生を迎え入れることを受諾。校内の準備委員会を始動。[1]
  • 「都立中高一貫六年制学校」への改編に際し、「イギリスの理科中等教育カリキュラムを下敷きとしたよく分かる実験・実習中心の理科学習を行うこと、各大学や研究所等との連携により将来の科学者を育成すること、芸術・文化関係の日本及び世界の研究機関と連携し進路希望に即した能力開発を行うこと、各分野別の基本的な英語力を開発すること などにより、理化学、数学、芸術・文化等の諸分野で世界に羽ばたき活躍する国際的な人材の育成を図る」という方向性を提唱。[2]
  • 退任時の挨拶で以下のように書いている。「教師の指導性を生徒の自主性が微妙にマッチングして織りなされる小石川高校のカリキュラム実践は、教育混迷の時代に特筆に値するものです。」[3]
  • 日本伝(大東流三大技法)合気柔術の普及に力を入れている。[3]

脚注

  1. 紫友同窓会会報第30号
  2. 紫友同窓会会報第31号
  3. 3.0 3.1 紫友同窓会会報第32号


関連事項

前任 在任 後任
高橋哲夫

2000年度 (平成12年度)

2001年度 (平成13年度)

2002年度 (平成14年度)

2003年度 (平成15年度)

遠藤隆二