我らは長七の教え子だった

提供:五中・小石川デジタルアーカイブ
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我らは長七の教え子だった』は、紫友85周年会編集委員会が企画・編集した五中・小石川の創立者ともいうべき伊藤長七の活動と思想をまとめた書籍である。

解説

2003年創立85周年記念同窓会は、016卒から020卒の卒業生が中心となって結成され、その実行委員会には非常にアクティブな人材が多数集まった。初代校長で五中・小石川の教育思想、理念の基盤を築いた伊藤長七が発信した一次資料が伊藤家に多数残されていて、その整理発表活動を通じて、彼らは長七の親和力(粕谷元同窓会長)を強く感じたと言う。その結果として、伊藤長七テーマ展示や、卒業生で俳優の加藤剛による朗読と長七の孫である伊藤ひろ子がナレーションをした記念CDの制作や記念誌の発行など大きな成果を残した。周年同窓会は校舎校庭で1000人を超える園遊会として行われた。

このときの中心メンバーはその後「紫友まち歩き」などのイベントで交流を続け、85周年事業から20年近くが経った2021年、伊藤長七が折に触れ残した冊子や85周年記念事業で作成した伊藤長七紹介パネルに、彼の足跡を著した「長七物語」を加え、次世代に残すことを目的に紫友85周年会編集委員会を立ち上げ本書の制作が始まった。

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A5版 261ページ

2022年4月 第1刷

ISBN 978-4-600-01026-3

企画・編集:紫友85周年会編集委員会(川口由紀子、小駒清、柴田知彦、横山とみ)

資料提供・協力:伊藤家

内容

三部構成になっている。

第一部「伊藤長七物語」伊藤長七の活動を人物交流から辿って紹介

第二部「伊藤長七展パネル集」2003年5月に開催された創立85周年イベントでの展示物として製作された伊藤長七の紹介パネル

第三部「伊藤長七が残した冊子類」伊藤長七は生徒や教員、保護者へ自らの教育理念や思想を冊子として発行していた。現存する22編400ページ強の中から7編140ページ余を収録