創作展
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この行事は、開校翌年の大正9年に開かれた「夏期休暇記念展覧会」に始まる。さらにその翌年には「創作展覧会」と名を変え、しだいに「創作展」となり現在に至る。夏期休暇記念展覧会は夏休み中に生徒たちが自由に研究・製作した作品の発表の場であった。
翌年にはさらに多方面からの出品を求め、その中には小川未明・土井晩翠ら有名作家の原稿や、特許を得て実用化された製品もあった。また、当時の新聞に掲載されたり、3千人 を越える見物人が訪れ、相当に注目された。当時は個人作品が多かったようだが、現在ではクラスが一致団結して、総力としての「創作」を繰り広げている。 「創作展賞」というものは、「第一回創作展覧会」からあったようで、当時は優秀作品に対し、メダルや賞状が贈られた。これは現在に引き継がれ、生徒の意欲をかきたてている。