「紫友会」の版間の差分
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2017年3月12日 (日) 11:34時点における版
一般財団法人紫友会(しゆうかい)は、教育環境の整備充実を支援することを目的に東京府立第五中学校(現:小石川中等教育学校)初代校長伊藤長七の私財と篤志家の出資で設立された団体。同校の同窓会やPTAより早く発足し、府立五中から都立小石川高等学校・都立小石川中等教育学校まで、活動・存続している。同校の同窓会である紫友同窓会とは関係が深いものの別組織である。
戦前には運動場(4400m2=現校舎の土地)、開拓館(戦災で焼失)を寄付し、戸隠(現所有)、千葉保田、国立の土地建物などを所有し、学校・生徒・教職員に提供した。戦後は、保田、国立などの土地・施設を売却、創立50周年記念として紫友会館(現存)を建設し、東京都に寄付したが、同窓生の大半はそのことを知らない。
沿革
1919年(大正8年):4月 府立第五中学校開校にあわせ同月紫友会発会。発会式の記念写真を掲載した開拓のキャプションには「鎌倉八幡宮前にて」と書かれているので発会式はここで行われたと思われる。
1921年(大正10年):財団法人紫友会発足(校長を理事長、生徒、卒業生、教職員、父兄を会員とした)
1929年(昭和4年):紫友同窓会が紫友会より独立
1948年(昭和23年):PTA発足、この頃財団所管が文部省から東京都になる
1950年(昭和25年):都立小石川高等学校に改称、同年生徒会が紫友会より独立
2013年(平成25年):10月 東京都知事の認可を得て一般財団法人として法人登記(移行登記)
関連項目
全卒業生を対象とした同窓会である紫友同窓会とは別に、ある程度の規模で活動している同窓会がいくつかある。いくつかは紫友会の名を用いているが、財団法人との関係性はない。