「蜃気楼」の版間の差分
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ホームルームでは「基礎が大事」と言い続けた担任長友貞光(体育)のもとで発行されたクラス文集。 | ホームルームでは「基礎が大事」と言い続けた担任長友貞光(体育)のもとで発行されたクラス文集。 | ||
2020年9月9日 (水) 17:05時点における版
『蜃気楼』(しんきろう)は、010Aが在学中および卒業後に発行したクラス文集である。高校2年生のときに発行したのが始まり。1958年3月16日に卒業記念の2号を発行した。2冊ともガリ版刷りの手作業で制作・発行されている。2018年ごろに復刊プロジェクトが立ち上がり、2020年4月に傘寿を記念して3号が発行された。
1号、2号
ホームルームでは「基礎が大事」と言い続けた担任長友貞光(体育)のもとで発行されたクラス文集。
復刊(3号)
卒業後もときどき長友先生を囲んでクラス会を開いていたが、多くが会社員生活を終えた60代以降になり頻繁に集まるようになり、年に一度のクラス会のほか、暑気払い、散歩、スキー、合唱など活動をするようになった。そのようななかで河野尚孝(010A)が「蜃気楼」をもう一度と提案した。
その後、河野尚孝は復刊を見ることなく他界してしまったが、2018年秋のクラス会でクラス幹事の木村浩(010A)と阿部和江(010A)が「蜃気楼3号を発行する。2020年春に開くクラス会で配布する」と宣言し、復刊のプロジェクトがスタートした。
彼らに青山善充(010A)、池辺史生(010A)、工藤正美(010A)、矢嶋壯吉(010A)の4人を加えて発起人会が結成した。
2019年初めに全級友へ原稿依頼を通知したが、これは名簿管理を担当していた工藤がすでに他界した12人を含め同級生53人の消息をしっかり把握していたから可能となったことである。
内容はなんでもよいが、4000文字程度まで、パソコンによるメール送稿が望ましいが
2019年夏になり、原稿が集まりだした。近況だけの短信もあれば4000字どころか2倍、3倍の長尺原稿もあった。
12,000字ものネパールのトレッキング旅行記を寄せた級友が、原稿を投函する直前に病院へ向かうタクシーの中で急逝したことが