1949年度 (昭和24年度)

できごと

籠球部が国体東京予選第3支部決勝で開成高校を破り優勝、東京大会へ進出

国体にオール東京として出場した卓球部の清水君・荒井君が第4位

蹴球部が東京都選手権と第4回国民体育大会東京都予選高校の部において、決勝戦で九高に惜敗し準優勝

蹴球部が夏休みに松本で10日間合宿

夏休みに保田水泳会

4月　男女共学制実施、女子編入（12名）

4月　5日制実施。「5日制」がなにを意味しているのか不明。創立70 周年記念誌には「1954年まで」との記述がある。

7月15日　「五高新聞」第5號発行

9月　共産党五高細胞結成される（数年後消滅）

9月5日　五高新聞研究会が東京都高等学校新聞連盟に正式加盟

9月12日　東京民事部教育課長のスティーグ氏が本校視察

9月22日　「五高新聞」第6號発行

9月25日　卓球部の清水君、荒井君が国民体育大会東京予選兼東京個人選手権大会で好成績（清水2位、荒井5位）をあげ、国体出場が決定

10月　創作展、藝能祭、運動会を30周年記念行事に絡めて、6日間行うことに正式決定（藝能祭2日、創作展2日、運動会1日）

10月8日　創立30周年記念日

10月8日〜11日　創作展、藝能祭、運動会

10月11日　創立30周年記念行事の一環として大運動会が開かれる（於：豊島園第一グランド）

10月21日　消防署の火災予防に対する講演で、講演者の消防署長が来校せず

11月2日　3年、2年が遠足で大島へ（10月28日予定だったが台風接近により延期。夜8時に船で東京出発とあるが、11月1日出発であるかは記載なし）

11月21日　「五高新聞」第8號発行

11月21日　五高、九高、十高、石神井高校で合同模試

1月28日　東京都立小石川高等学校と校名改称

2月15日　「五高新聞」第9號発行

東京大学に82名が進学し日本一となる

部活動

「五高新聞」第9号(昭和25年2月15日)に活動中の部活動一覧が掲載されている。これによると新聞発行時点の紫友会各クラブの名称は下記の通り。

文化部：社研、哲研、放送、音楽

運動部：卓球、野球、蹴球、庭球、籠球

科学部：物理、電波、天文、気象

開拓 (第36号)

目次

詩（表紙裏）

• 跳ねつ返り

小品

• すききらひ
• ソヴエトの音楽
• うらおもて
• 山に登る

社会的実践をめぐって

• 現代に於けるキリスト教とその実践
• いわゆる社会的実践について
• 現代に於ける認識と実践

創作

• 清どんの孫娘
• 一夜嵐
• そらごと
• 新しき日のために

詩

• OMITTIAN
• 忘れられる人々
• 溺者

座談会

• 作品合評

論評学文

• 復活のテーマについて
• ドストエフスキーについて「罪と罰」を通しての考察

関連項目

• 1948年度 (昭和23年度)
• 1950年度 (昭和25年度)